「夢の植物園」展
恵比寿のギャラリー、LIBRAIRIE6へ行ってきた。
「夢の植物園」の名の通り、植物をモチーフにしたコラージュ・絵画・オブジェ・写真などが展示されていた。
この世のどこにもきっと存在しないが、この世のどこかに存在してほしいと願ってしまう、素敵な植物たち。
特に薔薇が多く、五月というこの季節を楽しむこともできた。
ロバと王様とわたし/あしたはみんな死ぬ/ロバは病気で/王様は退屈で/私は恋で/時は五月/
お土産に買った『定本 薔薇の記憶』宇野亞喜良著に載ってた、ジャック・プレベール「五月の唄」という詩である。
退屈で死ぬのは王妃だけではないんだなあ……
私のお気に入りは、野中ユリさんのデカルコマニー(特に、黒い花を分解して白い紙の上に解剖図のように並べたもの)と、桑原弘明さんのオブジェ。
緑の薔薇のカードも素敵でした。
関連書籍:
定本薔薇の記憶 (立東舎文庫)/宇野 亞喜良 - 紙の本:honto本の通販ストア